ウォッチアドバイザー東京視察!〜他店舗からの学び〜


こんにちは!ウォッチアドバイザーの坂口です。
昨年11月に入社し、現在は心斎橋にある実店舗の運営やお客様のご案内とをメインとして勤めております。

オープンから一年を経過したばかりの心斎橋店。よりお客様満足度を高めることが、ウォッチアドバイザー全員の大きな課題となっています。
その課題を探る中で「競合店舗の多い東京へ、一度視察へ行ってみないか」と上司からの提案があり、ウォッチアドバイザー全員で2日間の東京視察をしてきました!

東京の地に降り立ち、渋谷へ。すぐに視察に行くのではなくカフェに入り、効果的な視察を行うためのミーティングを行いました。
今回の視察の目的は、まだまだ店舗運営の経験が浅いウォッチアドバイザーが、直接様々な店を見ることで、その良いところを取り入れることにあります。

それらを踏まえた上で、以下の3点を決めました。
・調査項目を絞ること。
・それぞれに感じたことをメモすること。
・店内レイアウトや接客などを自店と比較し、取り入れた方が良いこと・継続した方が良いことを明確にすること。

私はもともと、考える前に動いてしまうタイプでしたが、「とりあえず動く」では無く「考えてから動く」という方法とることで、無駄な時間を省き、より効率的に行動が出来るようになると感じました。
また、全員が共通の目的と手段の元で動くよう決めておいたことも、ポイントを押さえて視察ができた要因になりました。

実際に店舗視察を行っていく中で印象に残ったことは、商品陳列にしてもお客様対応にしても、「どんな事でもお客様目線」を徹底していたことです。

例えばお客様が試着をしやすいように予め商品のタグを全て取り払っていたり、お客様をお待たせしないようにスタッフが担当制で接客にあたり、引き継ぎをしっかり行うことで共有漏れのないようにしていたり…。

「お客様目線で考える」ということは、ブルークウォッチカンパニーのスタッフも実践してきたつもりでした。
しかし、魅力的な陳列やデザインなどにはこだわっていても、「お客様が見やすく、手にとりやすい」という目線はかなり低かったと、この視察を通して痛感しました。


こうして、多くの発見があった1日目。ホテルでも全員で意見交換を行い、翌日の視察に向けて、「盗めるところはなんでも盗もう!」という意気込みで2日目を迎えることになりました。

2日目はブティックや正規店舗が東京で一番立ち並ぶ銀座を視察しました。メイン通りである「みゆき通り」に入り、高級店舗ばかりでの街並みに興奮したことを覚えています。


さっそくスウォッチタワーへ向かい、オメガ、ブレゲ、ブランパンなど高級ラインの店舗を主に視察を行いました。

当店や、1日目に巡った並行輸入品取り扱い店とは違い、陳列数は少ない印象でした。
しかし、特にオメガに関しては時計の時刻は全て10時8分38秒、日付は8日で統一されており(末広がりで縁起が良いとのこと)、見た目にもとても統一感がある商品陳列に。また、店舗に入った瞬間に荷物のお預かりをしてくださるなど、「どこかの旅館にでも来たのかな」と感じてしまうほどのサービス内容に驚きを感じました。


そして、どのブティックや店舗においても、ただ単にお客様へお声がけをするのではなく、お客様が興味を持ったものが何かを判断してからご案内を開始されていて、案内されている立場として心地よさを感じました。
「その空間にいるだけで満足感を与える」という正規店ならではのサービスは、並行店との大きな違いであると思います。


今回の2日間の視察を通して、多くの学びと気づきがありました。
しかし、その全ての根底に「お客様目線になって考える」ということが共通していたと思います。

私が感じたことはもちろん、視察後にウォッチアドバイザースタッフ全員で意見の擦り合わせを行なった点を当店でも取り入れ、既に改善が少しずつ進んでいます。
全ての実現には時間もかかってしまうこととは思いますが、これから店舗オープンから2年目を迎えるにあたり、お客様の立場に立って考え、よりご満足いただける環境をウォッチアドバイザー一丸となって作り上げていきます!

自分への日々のご褒美や大切な方へのギフトなどを見に、ぜひ一度お立ち寄りいだだければ幸いです。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。