サイトリニューアル

購入体験の向上と新しい働き方の実現を。
ECサイトリニューアルプロジェクト

2020年10月、当社EC事業のメインサイトである本店サイトを大幅にリニューアル。一段と使いやすく、商品の魅力をより伝えられるサイトへと進化を遂げた。今回紹介するこのプロジェクトは、サイトリニューアルによる購入体験の向上だけでなく、「在宅ワーク」という新しい働き方へのチャレンジでもあった。

プロジェクトメンバー

E.N

E.N(以下N)

WEB制作担当。当時入社1年でプロジェクトリーダーを担う。

M.O

M.O(以下O)

WEB制作担当。今回在宅ワークでプロジェクトに参加。

大規模リニューアルと在宅ワーク、
ダブルのチャレンジ

大規模リニューアルと在宅ワーク、ダブルのチャレンジ

創業から約20年。今やネットショッピングは当たり前の時代となった。特に近年急増したスマートフォンユーザーのサイトユーザビリティの向上を目的に、大規模リニューアルプロジェクトがスタートした。
プロジェクトメンバーはWEB制作部門の2名。1名が育児との両立のため在宅ワークでの参加となり、プロジェクトリーダーは入社して1年のスタッフが任命された。

「当時はまだ経験が浅かったので不安でいっぱいでした。また、リモートでの連携の取り方など、これまでとは違った新しいチャレンジばかりでしたね。」(N)

試行錯誤の連続。こまめなコミュニケーションの大切さを痛感

プロジェクトは試行錯誤の連続だった。たとえば、ページ制作の環境の違いだ。新しい制作環境のECサイトを導入したことから、仕様や制作手順を一から確認していく必要があった。
また、既に利用している外部サービスと、自社開発システムとの連携にも苦戦。なかなかスムーズに進まない日々が続いた。

さらにリモートでのコミュニケーションにも苦労したという。当初、チャットで都度情報共有するという形で進めていたが、想定外のトラブルが続出。圧倒的なコミュニケーション不足により、互いの状態や業務進捗など、プロジェクトの全体像が見えなくなっていたのである。トラブル対応に時間を割かれ、リリースのスケジュールも少しずつ遅れていく事態となっていた。

体制を一から見直し

そこで、体制を一から見直し、「1日1回、オンラインでミーティングを行うこと」「進捗をタイムリーに共有しあうこと」を徹底。毎日顔を合わせることでささいなことでも相談や情報共有しやすい環境を作った。

その効果で2人の意識に大きな変化が起き、活発な改善提案や意見交換の機会が生まれた。結果、スケジュールの遅れは最低限にとどめることができ、無事リニューアルが完了させることができた。

サイトはまだまだ未完成。
だからこそおもしろい

スマートフォンからも見やすいユーザーインターフェイスのサイトが完成。さらに制作環境を見直したことで、今後のECサイトの可能性を一気に広げることができた。しかし、まだリニューアルの効果ははっきりと実感できていないという。

「完成したときはひとまずほっとしましたし、達成感も大きかったですね。でも、お客様の購入体験を向上できたかというと、まだ足りていないと思っています。使いきれていない機能も利用できるようにしたいですし、もっと使いやすくするために新たに試案しているものもあります。サイトは常に進化していくので、これで満足せず、より良いサイト作りのために日々改善していきたいですね。」(N)

様々な働き方を尊重。
最大限のパフォーマンスを発揮できる

様々な働き方を尊重。最大限のパフォーマンスを発揮できる

今回のプロジェクトのキーワードとなった「在宅ワーク」という働き方。当初、育児をこなしながらまとまった時間を確保することが難しく、もどかしい思いをしたという。

「ですが、その分Nさんが対応してくださったり、逆に私が時間を柔軟に調整し対応できたこともあります。とても大変なプロジェクトでしたが、2人一緒だからやり遂げられたと思います。」(O)

社員1人1人に合わせた働き方を

今回の在宅ワークは、どうすれば彼女が働きやすくなるかを社内で模索したどり着いた答えだった。これまで妊娠・出産を経て復帰した社員も、それぞれの状況にあわせた働き方で活躍している。

「今後、WEBサイトのさらなる改良やPOPデザイン、店頭ディスプレイなど、やりたいことが色々あります。社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を目指せるのは当社だからこそ。当社とご縁があった方とは、新しい領域へのチャレンジを一緒に楽しみながら働いていけたらうれしいですね。」(O)

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