ウォッチアドバイザー向け「商品知識テスト」に密着!


こんにちは。ブルークウォッチカンパニー採用担当です。

当社では、心斎橋店スタッフのウォッチアドバイザーを対象に「商品知識テスト」を実施しています。
今回はその模様をお伝えしたいと思います!

●商品知識テストとは…


当社で扱っている腕時計ブランドの歴史やステータス、特徴、その時計にまつわるエピソードなど、さまざまな商品知識を問うテストです。昨年秋からスタートし、これまで10回にわたり実施してきました。
毎回課題となるブランドが設定されるので、それに関する情報をそれぞれが収集。収集方法に制限はないため、書籍や専門誌、ネット、SNSなどあらゆる媒体を使い、より豊富でユニークな知識を身に着けてもらいます。

さらにこのテストはロールプレイング形式で実施されます。実際に接客するようにそのブランドについて話してもらうというスタイルなので、伝え方も大切なポイント。試験官は時計修理技師など専門的な知識をもつ社員が担当し、それぞれの評価を数値化、講評と合わせてフィードバックする流れです。

●実際のテストの様子を取材しました!

この日課題となったブランドは「ガガミラノ」。ファッション性に特化したデザインが人気のブランドです。



持ち時間は1人10分。ブランド名の意味からはじまり、「懐中時計にベルトをつけ、腕時計に作りかえる」という着想から生み出されたという歴史、ファッショナブルで特徴的なデザイン、最近ではプロサッカー選手の本田圭佑選手やネイマール選手が身につけたことで人気に火がついた…など、さまざまなアピールポイントが披露されます。
中には、「ネイマール選手は以前来日した際に、ガガミラノの時計を爆買いした」というちょっとしたこぼれ話も飛びだし、まわりから「へえ~!」とおどろきの声が出る場面も。

同じ情報でも、伝え方によってその魅力は大きく変わってきます。ブランドのステータスや特性を意識して話の構成を工夫したり、ユニークなエピソードを盛り込んだりするなど、ウォッチアドバイザー1人1人のこだわりが感じられるお話ばかり。聞いているとつい欲しくなってきてしまいます・・・!



お客様に商品の魅力を直接お伝えすることは、ウォッチアドバイザーだからこそできること。テスト終了後には、試験官と「このような言いまわしはどうか」と相談しあう場面もあり、ウォッチアドバイザーとしてのミッションをより高いレベルで果たそうとする意欲がひしひしと伝わってきました。


●実際の接客にも活かされています

これまでを振り返り、とあるウォッチアドバイザーは今まで以上に接客に自信が持てるようになったといいます。テストを通じてそれぞれが仕入れた情報を共有することで知識の幅がさらに広がり、接客に柔軟性を持たせることができるようにもなったとのこと。今回学んだことは今後マニュアル化し、教育ツールとしても活用していく方針です。

当社では、商品知識テスト以外にも、修理やメンテナンス技術のレクチャーなどさまざまな学びの機会を設けています。とはいえ、まだまだ十分とは言えません。社内の状況や要望に合わせた教育制度をどんどんつくりあげ、時計のプロフェッショナルとして活躍できる人材となっていただけるよう、会社をあげてサポートを続けていきたいと思います!